下水環境部門の実績

耐水化計画策定支援

　近年、全国的に、豪雨や台風に伴う浸水により、下水道施設の長期間機能停止などの被害が生じています。大阪市では、市域の90％がポンプ排水に頼らないといけないといった地域特性から、下水道施設の「揚水機能」および「消毒機能」の耐水化対策を最優先で進めています。

　当社では、大阪市内13箇所の下水処理場における沈殿・消毒機能施設を対象に、浸水の可能性について現地調査するとともに対策の検討を行い、下水道施設耐水化計画を策定しました。なお、より効率的な事業とするため、想定被害額を考慮したリスクマネジメントにより各処理場の対策順序を提案するなど、大阪市の浸水対策および効率的な下水道事業運営に貢献しています。