調査・測量部門の実績

大気質調査

生活環境影響調査

　三田市では、既存のごみ処理施設である三田市クリーンセンターは、稼働開始から30年以上経過し、設備機器などの経年劣化が進み施設の更新が必要となっているとともに、ごみ焼却による廃熱を回収するボイラ設備を備えておらず、循環型社会の実現に向けたエネルギーの有効利用を検討する必要があったことから、新たに新ごみ処理施設（エネルギー回収施設：120ｔ/日）の建設を計画しました。

　当社では、施設整備を進めるにあたり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、周辺地域の生活環境へ及ぼす影響を事前に調査・予測・評価を行うことにより、施設周辺環境の保全を図ることを目的に生活環境影響調査を実施しています。

　生活環境影響調査では、新ごみ処理施設からの排水はクローズド式（無放流）であることを踏まえて、調査項目を選定し（地上気象､風向･風速､大気質､騒音･振動･交通量､悪臭）、4季にわたり調査を行い、調査後の報告書の作成から縦覧手続き支援まで実施しています。